山の奥は天然山菜の森だった
6月3日(日)、当店スタッフ2名は、名人「川口キサ」と名人の妹「秋本美代」さんへの密着同行取材を敢行してまいりましたっ。
集合は、午前5時・・・。
いつもは午前4時には山に入っているのに、朝に弱い我々スタッフのために遅らせてくれました(ありがとうございます・・・)。
この日は、
茨城県取手市のS様、静岡県島田市S様、東京都港区I様、東京都港区S様、秋田市H様からの依頼で「天然葉わさび」「天然ふき」「天然みず」を探しにいきます。
目指す山は、秋田県小坂町の十和田湖高原の山奥です。
ねまがりたけシーズンのこの時期は、小坂町財産区所有の山に入るには小坂町民であることを証明する「住民票」が必要です。
(小坂町民以外は入山料1000円!)
山の入り口には「門番」がいて入山者をチェックしてます。
道はあってないようなもの・・・、川も軽トラックでじゃぶじゃぶ横断していきます!
なっ、流される〜!
道のような、そうじゃないような、
ガタガタの林道を走ること30分、とうとう行き止まりです・・・。
ここから、どうなるんだろう・・・、と思っていると・・・、
ずいずいとヤブの中へ!
この奥、どうなってるんすか!?
キサ「足元、気をつけれよーっ」
スタッフ「ちょ、ちょっと待ってー!」
川口キサ(70歳)、山に入れば俊足です。
どんどん、奥へ、奥へ・・・。
ちょっと、
す、すいませんっ、きゅ、休憩を・・・。
もう、ダメ、と思ったところで、天然葉わさびを発見!
名人「これはいいな、花っこも咲いてる、ちょうどいい頃だ」
来年のために半分くらいは残します。
「ぜったいに、全部採ってはダメ。山からのおすそ分けだから。」
川を上ります。
藪の斜面を登ります・・・。
名人「おーい、いい『みず』もあるぞー」
もう、ちょっと、すごいですね・・・、この人たちは。
と、やっとのことで着きました。「天然ふき」です!
やったー、これなら我々スタッフも採れる!
えっさ、えっさ採っていると・・・、
「違う、違う、そういう『ふき』はおいしくない、こういうのを採らなきゃダメ。」と名人妹の美代さんからの指摘!
な、なに?
なにが違うんですか?
わたしたちには、わからない何かがあるんですね・・・。
プロにお任せします・・・。
帰り際、おいしい湧き水があると、連れて行ってもらいました。
コップは「ふき」の葉っぱで。
石の間から、こんこんと湧き出てます。
キリッと冷たく、おいしかったです。
水ってこんなにおいしかったんですね・・・。
疲れも、すーっと抜けていきます。
最後に、お世話になったお二人の写真を!
右が川口キサさん、左が妹の秋本美代さんです。
本日は、本当にありがとうございました!
皆さん、山を降りたら、さっそく梱包してお送りしますよっー。
待っててくださいね〜!
それにしても、ほんと、疲れた・・・。
名人のすごさ、ちょっとだけ体感しました・・・。