秋田民謡でも歌われる「天然わらび」は、秋田でもっとも多く食べられる山菜です。
ワラビの若芽は小さな握りこぶしが数個ついたような形をしています。わらび独特のぬめりがおいしいんです!
「天然わらび」の下処理方法
アクの強いワラビは、重曹でアク抜きします。
山菜のアクは、重曹のアルカリ性で溶け出すんです。以外に簡単です!
お届けしたわらびは、あくをぬくため、切り口に「灰汁」をつけています。
鍋に(わらび1キログラムに対し)小さじ1杯程度の重曹を入れて、お湯をわかします。
鍋にわらびを入れて、火を止めます。
わらびが浮いてこないように落しぶたをしてそのまま一晩おきます。
(「あく」がじわじわ出てきます。)
翌日、鍋の水を捨てます。新しい水を入れて、十分に水洗いします。
アク抜き完了です!
「天然わらび」のおひたし
アク抜きをしたわらびを食べやすい長さに切ります。
酢味噌をかけて出来上がり!!醤油や、味噌マヨネーズもおいしい!
「天然わらび」のたたき
- アク抜きしたわらびが少し堅めの場合は少し茹でて柔らかくします。
- 山椒の葉(3枚程度)は、洗ってすり鉢でするか、細かく刻みます。
- まな板にわらびをのせ、すりこぎで叩き、包丁で繊維を短く切ります。写真のようにビニール袋に入れ、すりこぎで叩くとラクですよ。
- 叩いたわらびに山椒の葉と味噌をまぜ、包丁でさらに叩きます。
やわらかいわらびを使った、味噌味のわらびたたきはごはんにぴったり!
熱いご飯にかけて召し上がれ!!
「天然わらび」の炊き込みご飯
- アク抜きをしたわらび、油揚げを2cmくらいに細かく切ります。
- 炊飯器に水に浸した米を準備します。
- 醤油・酒を炊飯器に入れます。(米1合につき各大さじ1杯程度)
- 炊飯器にアサリの水煮缶を汁ごと入れます。(炊飯器の水分量は、調味料合わせて米の目盛りまで)
炊飯器のスイッチをオン!
この炊き込みご飯はねまがりたけ入りです!
いろんな食材で楽しんで!
天然わらび
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